むくみについて

肌トラブルだけじゃない!
睡眠不足はむくみの原因

様々な足のトラブルの原因にもなる、むくみ。朝と夕方で別人のように太さが変わってしまう人も少なくありません。実はこのむくみ、食べ物や運動だけでなく、睡眠不足が大きく関係していることをご存知ですか?今回はむくみと睡眠の関係について探ってみましょう。

リンパと血液は違う物

そもそも、むくみはリンパの流れが悪いことが原因。では、リンパとは何でしょう?よくリンパと血液を混同している人がいますが、この二つは全くの別物です。まず、ご存知の通り血液は赤く、血管を通って体内を循環しています。全身に酸素や栄養素を送り届けたり、老廃物や二酸化炭素を運び出したりするのが主な仕事です。それに対し、リンパは黄色がかった透明な体液で、リンパ管を通って心臓に向かって一方向に流れています。血管から染み出た栄養素を戻したり、老廃物や異物の進入をブロックするのがその役割。いわば、血液のサポート役ですね。リンパは心臓という強いポンプで流れる血液と違い、周りの筋肉などに助けられてゆっくりと流れています。血液が全身を約40秒で巡るのに対し、リンパは12時間もかかります。しかもリンパ管自体が柔らかく折れやすいため、長時間座っているだけで流れが滞ってしまうのです。

寝不足がむくみの原因に

睡眠時は身体を横たえているため、立っている時に比べて足にかかる重力が弱くなります。身体も自然に伸びるので、リンパ管が遮られることなく、流れやすい状態なのです。ところが睡眠が不足すると、きちんとリンパが流れる時間を確保できなくなります。その結果、新陳代謝が悪くなり、皮膚の下に余分な水分が溜まってむくんでしまうというわけ。むくみは「しばらくすれば治る」と思われがちですが、そうではありません。むくみをきちんと解消しないと、老廃物が溜まって肌表面がデコボコになるセルライトになります。こうなると、むくみは慢性化。ちょっとやそっとでは、治らなくなってしまうのです。「食生活や運動に気を配っているのにむくみが改善しない」という方は、ぜひ睡眠を見直してみてくださいね。